何をしたいかを早く聞いてあげる

潜在能力を発揮できるようにするための育脳の第一のポイントは、できるだけ早く、子どもが将来何になりたいかを聞いてあげることです。そして、その道の良い指導者を見つけて子どもに引き合わせ、同時にサポート役をつけてあげることです。

子どもの「なりたい」に早めに応えてあげる(画像:イメージ)
子どもの「なりたい」に早めに応えてあげる(画像:イメージ)

子どもの潜在能力は、自分が素直なこころで「こうなりたい」「こんなことをやりたい」と思ったものから生まれます。だから、早く何をやりたいか、何になりたいかを聞いてあげて、そのためのチャンスをたくさんつくってあげることが大事です。

これは親の役目だと思いますが、学校の先生にも同じことが言えるでしょう。成績ばかり見ていても、潜在能力を伸ばすための役には立ちません。子どもが素直なこころで何を思っているかをしっかり聞き出すことが大事です。

常に全力投球を要求する

潜在能力を鍛えてよい運を手にするために、子どもには必ず全力投球を要求しなくてはいけません。黙っていると、どうしても子どもは手を抜きます。子どもに限らず、大人でも同じでしょう。それを防ぐために、何事も全力で立ち向かうようにしつけることが大事です。