独立プロ野球・火の国サラマンダーズの新入団選手と来季の首脳陣が11月22日に発表された。九州アジアリーグの覇権奪回へ、すでに戦いは始まっている。

元福岡ソフトバンクホークスの小斉監督

今シーズン、球団創設以来初めてリーグ優勝を逃したサラマンダーズ。11月22日に開かれた会見には、来季の新入団選手14人が顔をそろえ、それぞれ抱負を語った。

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また、来季の首脳陣も登壇。かつて福岡ソフトバンクホークスで育成選手としてプレーし、野手では初めて支配下登録された経験を持つ小斉祐輔さんが、監督に就任することが発表された。

火の国サラマンダーズの小斉祐輔監督は「(育成で背番号)3桁のときは『まだプロ野球選手じゃない』と思いながら。でも、2桁の選手には負けないぞっていう気持ちでやってました」と現役当時を振り返り、「勝つことは第1条件だと思うんですけど。(指導は)短所を消すのではなく、長所を伸ばしてあげたいなと」と監督としての目標を述べた。

GMに馬原孝浩さんが復帰 チーム再建へ

また来季からGMとして復帰し、編成の責任者となる馬原孝浩さんは、「(ファンとして見た今季は)サラマンダーズ独自の強さが失われていたように感じて、個人的にすごく悔しい思いになりました」と話し、チーム再建への思いと小斉監督に白羽の矢を立てた理由を語った。

馬原GMは「下から這い上がる気持ち、反骨心だったりとか、精神力の強い選手(人物)だと思うんですよね。NPBを目指す選手にも一言一言が突き刺さるんじゃないかと」と話す。

サラマンダーズは小斉新監督のもと、2025年年2月1日にキャンプイン予定。リーグ優勝とNPB12球団への選手輩出を目指して動き出す。

(テレビ熊本)

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