長崎県内では14日、ほとんどの場所で20度を超え、長崎市では夏日となる25度を観測。日傘や半袖がまだまだ手放せない日が続いている。あまりの暖かさに、春の花も季節を間違って咲いてしまった。

日傘に、半袖でアイスクリーム

最高気温25度の夏日となった14日の長崎市。観光スポット・眼鏡橋を訪れた観光客も、日傘を差したり、半袖姿。あまりの暖かさに、福岡からの観光客は上着を脱ぎ、アイスクリームを食べていた。

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14日の最高気温は、長崎市で25度と10月中旬の暖かさ。次いで南島原市口之津で24.9度、佐世保で24.3度を観測するなど、長崎県内17地点で20度を超えた。

ツツジが2回目の開花

この暖かさで、長崎市にある聖マリア学院の構内では、春の花「ツツジ」が花を咲かせている。

あまりの暖かさにツツジが咲いた
あまりの暖かさにツツジが咲いた

例年はゴールデンウイークに満開を迎えるツツジ。学院の関係者や近所の人も、この時期にツツジが咲くのはほとんど見たことがないと話す。

ツツジは気温が20度ほどになると咲くという。あまりの暖かさに季節を勘違いし、2024年は2回目の「開花」となってしまったようだ。

20度を超える暖かさは今週末までで、来週は少しずつ気温が下がり秋が進むとみられるが、気象庁の「1か月予報」では、この先1カ月も高温傾向が続きそうだという。

(テレビ長崎)

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