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「この子をおいては死ねない」その言葉をきっかけに開発した   『ゆいごん白書®』シリーズ10作目。              障がいのある子どもの「親なきあと問題」「老障介護問題」の    一助となる終活キット、その誕生秘話とは──


#誕生秘話  #終活  #親なきあと問題 #老障介護 #障がい者

将来「親なきあと問題」に直面する障がい者数は1100万人以上


終活キットなどの企画・販売を行っている株式会社はっぴぃandプロジェクト(本社:大阪市中央区/代表:辻 瑞惠)が、2000年から販売してきた『ゆいごん白書®』シリーズの10作目として、10月17日(木)に「親なき障がい者の未来をMAMORU『ゆいごん白書®』」を発売

厚生労働省から発表された障がい者総数の推計は1164万人(2024年5月)おり、障がいのある子をもつ親御様にとって切実なのが、「親なきあと問題」──

「この子をおいては死ねない」と心を痛めている親御様たちがどんどん高齢となり、「老障介護」も社会問題となっています。

いつかは必ず訪れる親の死。わが子を託すことになる施設等に事前に伝えておかなければならない情報は山ほどあるのに、何をどうまとめておけばよいのかがわからない・・・多くの親御様がそんな悩みを抱えています。

親なきあとを見据え、子どもの未来を託す人とのかけはしを築く


今回、発売する「親なき障がい者の未来をMAMORU『ゆいごん白書®』(親なき『ゆいごん白書®』キット一式/税込:3,300円」)は、障がいの詳細、「できること」と「できないこと」、クセやこだわり、日常生活、コミュニケーションなど220の設問にチェックマーク形式☑で答えていけば、将来、子どもをみてもらう方に知っていただきたい内容がひと目でわかるようになっています。

さらに3枚の複写式で、施設や後見人、親族等の3人の方に渡しておくことができる、これまでになかった終活キットです。


↑「親なき『ゆいごん白書®』」を多くの皆様に知ってもらいたいと、大阪で開催の「自閉症スペクトラム障害」等でお悩みの親御様やドクターが集まる学会でブース出展をさせていただきました(写真左:代表の辻 瑞惠)。


今回の制作にあたり、障がいの子をもつ家族会等にも足を運び、実際に障がいのお子さんが2人おられる親御様や親なきあと問題の専門家、施設関係者様と一緒に取り組みました。

試作の段階で、新たに親御様や施設関係者20人にモニターになっていただき、皆様からのご意見を参考に30回以上の修正を重ねて完成。


モニターの親御様たちからは「これがあれば元気なうちに肩の荷がおろせます」などの声をいただいております。

本ストーリーでは、障がいのある子どもを持つ親御様のリアルな悩みや、キット開発の背景、そして安心な未来をお届けする『ゆいごん白書®』の詳細をご紹介します。


↑パッケージの中には、子どもを託す際に伝えておかなければならない、220の設問がA3用紙4枚・3枚綴りの複写式シートに記載。本シートのほか、迷子になった時や災害時等の身元確認に役立つ「安否確認シート」や、預ける際の「専用封筒」、「緊急連絡カード」「知っとこノート」「あんしん覚書ノート」等も入っています(画像下記参照)

日本の障がい者人口は、総人口の9.3%・1,164万人。その多くが親と同居中。親なきあと問題が深刻化

厚生労働省が2024年5月に発表した障がい者総数の推計は1,164万人(身体障がい者数約423万人、知的障がい者数約126.8万人、精神障がい者数約614.8万人/うち障害者手帳所持者は610万人)。これは、日本の総人口の約9.3%に相当します。所在の内訳は在宅が95.8%、施設入所が4.2%でした。

障害者手帳所持者数の年齢別20歳~64歳の割合は、身体障がい者が23.5%、知的障がい者60.5%、精神障がい者70%で、とくに知的障がい者・精神障がい者の割合が高く、その親世代となると50代~80代以上になります。


さらに厚生労働省が2016年に行った「生活のしづらさなどに関する調査」では、65歳未満の障がい者の同居者の状況は「同居者有り」が80.6%、その同居相手は「親」が65.6%。親がいなくなったあと、どうして暮らしていけばよいのか──「親なきあと問題」は大きな社会問題となっています

障がいの子をもつ親御様たちの言葉がきっかけに。親なきあと問題の一助となる新たな『ゆいごん白書®』制作を決意


完璧な終活をした叔父の死をきっかけに『ゆいごん白書®』を制作したのは2000年。事業化したのは2015年。

以来3000人以上の方が弊社の終活キット『ゆいごん白書』を用いた作成講座にご参加いただき、その中に障がいの子をもつ親御様たちの「家族会」もありました。そこで言われたのが「自分の終活はこれで完璧でも、障がいのある子をおいては死ねない」でした。


    ↑真剣に親なきあと問題に耳を傾ける家族会でのセミナーの様子


その言葉がきっかけとなり、社会問題にもなっている「親なきあと問題」、「老障介護問題」の一助となるものができないだろうか・・・と考え、親なき『ゆいごん白書®』の制作に取り掛かりました。


完成までに費やした期間は1年半。障がいの程度も年齢もクセも生活習慣も、皆それぞれ違うため、さまざまな設問を想定し、障がいの子をもつ親御様たちや「親なきあと問題」の専門家、施設関係者等にもご協力をいただき、完成間近の段階でモニター20名にもみてもらいました。


その際に重度障がいのお子様をおもちのお母様から言われたのが「うちの子は設問のほとんどができない。多くの質問の回答が『できる』から始まって最後に『できない』がある。『できる』を読んでいかないといけないのが辛い」と。

「確かにそうかもしれない…」と親目線でもう一度見直した結果、全部の設問を『できない』からに変更。さらに施設運営者から「ぜひこれも入れてほしい」と言われた、障がいのお子様の終末期や犯罪歴、生理・性の問題も加え、修正を何度も重ねて、ようやく完成の運びとなりました。

220の設問にチェックするだけで簡単完了。複写シートで支援者に正確な情報を伝えることができ、子どもの将来を託す3人に渡しておける


仕様は、A3シート4枚に「障がいの程度」「日常生活」「コミニケーション」「金銭感覚」「性格・クセ」「できること・できないこと」等220の設問が書かれており、該当する箇所にチェックマーク☑を入れていくだけ

記入方法が簡単で、親であればわかる内容がほとんどなので、シートだけなら作成時間は約40分(弊社モニター平均調べ)で完成します。


さらに、3枚の複写式シートなので3人に託せるのも特長。例えば、施設、親族、後見人の3人の方に同じ情報を託しておくことで、親に代わってわが子を3人で協力し合って守っていただくことができます。また将来、施設やお世話をする方が変わることもあります。そんな時でも、このシートがあれば正しい情報を「申し送り」することができます。

    

  ↑障がいの子をもつ親御様が「親なきあと問題」で抱える心配事の一部

未来の不安を取り除き、親たちの今を支える「親なき『ゆいごん白書®』」。3枚の複写式シートで安心を届ける

購入者からのご感想の一部

■「子どもの障がいのことや、できることとできないこと、クセやこだわりなどが、チェックシートで簡単に記入できるようになっている。これなら書類を書くのが苦手な私にも書けそう」

■「現在、25歳になる次女のこと。将来、長女と三女にみてもらうわけにはいかないし…と悩んでいましたが、こちらは3枚の複写式なので、3人に渡しておけるので有難い」

■「将来、息子をみてくださる方に知っていただきたい内容をきめ細やかに伝えることができるため、元気なうちに肩の荷がおろせます

■「未来の漠然とした不安がなくなり、娘との今を思いっきり楽しめそうな気がしてきました」

■「もう一人で抱えこまなくていいんだ!と心の霧を晴らしてくれたツールです」等。

『ゆいごん白書®』はSDGs公認商品に。相談やサポート体制で購入後も障がいのお子様と親御様を支え続ける

『ゆいごん白書®』は「誰ひとり取り残さない 社会づくり」に貢献する等の理由から2020年12月に、「一般社団法人 国際SDGs推進協会」の公認商品にもなりました。


「親なき『ゆいごん白書®』」は、つくるだけでなく、つくったあとのことも考えています(SDGs12)。


購入者には、登録費・年会費無料、勉強会・相談会等が無料で受けられる「公認サポーター」制度があり、その受け皿となる勉強会・相談会の講師役を務める「認定アドバイザー」制度も設けています。

発売から2週間経った現在、すでに公認サポーターは18人、認定アドバイザーは10人、お申込をいただいております



 ↑「親なき『ゆいごん白書®』」の「公認サポーター」(左)「認定アドバイザー」(右)のチラシ

障がいの子をもつ親御様たちから依頼を受け講習会も決定

モニターになっていただいた方々やご購入者からご要望をいただき、障がいのお子様をおもちの親御様たちの家族会や就労継続支援事業所等で、親なき『ゆいごん白書®』を使っての講習会や勉強会を11月に4会場(神戸市・大阪市2か所・大阪府松原市)で開催することが決定

◎事前にご連絡をいただければ主催者様に、講座風景の写真撮影や参加者の声等の取材をお願いすることも可能です。


←右記は11月23日に障がいの子をもつ親御様主催で大阪市で開催する講習会のチラシ


左記は11月27日に就労継続支援事業所様主催で松原市(大阪府)で開催が決まった講習会のチラシ→


【会社概要

会社名  株式会社はっぴぃandプロジェクト® (ハッピィ エンド プロジェクト)

所在地  大阪市中央区久太郎町3丁目1-15 メビウス御堂筋本町BLD.703

連絡先  TEL.06-7777-1456 FAX.06-7777-1457

設立   2019年2月4日

資本金  3,600,000円

事業内容

〇年代別・お寺版・社長版・親なき版 各『ゆいごん白書®』(下記画像)の企画・制作・販売事業

〇各『ゆいごん白書®』作成講座・終活講演活動

〇各『ゆいごん白書®』認定講師養成講座事業

〇親なき『ゆいごん白書®』公認サポーター・認定アドバイザー事業

〇「コンサルの窓口®」事業

〇「ゆいごん広場®」事業他

↑年代別『ゆいごん白書』(30・40代、50代、60代、70代以上)、シングル(S)、全世代向け(ALL)のほか「お寺版『ゆいごん白書®』」「社長版『ゆいごん白書®』」、そして今回の「親なき『遺言白書®』」も入れると計10シリーズになります。

終活キットをメインに事業を行っている会社、しかも10シリーズも制作している会社は全国でも珍しく、これまでに累計約1万セットを販売。


↑2023年9月に、『ゆいごん白書®』のキットを使っての作成講座を、阪急交通社名古屋支店様が主催して開催。午前、午後の部、合わせて125名様が参加。テレビ局2社(中京テレビ、東海テレビ)の取材も入りました。

【受賞歴等】

✅2018年11月、中小企業診断士の会「ピザの会」主催 事業ステップアップコンテストで「金賞」受賞

✅2022年6月、大阪信用金庫主催 だいしん創業ビジネスコンテスト

リ・チャレンジ選考会で最優秀賞の「理事長賞」受賞

✅2022年 秋、IT導入の新しい終活ソフトサービスを開発

(経済産業省「事業再構築補助金」採択事業)

✅これまで『ゆいごん白書®』作成講座受講者は延べ3,000名以上、認定講師は

現在35都道府県、ハワイも含めると全国に191名(2024年10月現在)


↑2022年6月に大阪信用金庫主催 だいしん創業ビジネスコンテスト リ・チャレンジ選考会で、最優秀賞の「理事長賞」を受賞した授賞式の様子


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↑重度の障がいの息子さんをもつ絵本作家の庄司あいか(北海道)に「親なき『ゆいごん白書®』」の絵本動画を依頼。女子高生の妹さん目線で両親と一緒に考える「親なきあと問題」をわかりやすく紹介。この絵本動画は、親なき『ゆいごん白書』のHP内でご覧(約9分)いただけます。



◎親なき障がい者の未来をMAMORU『ゆいごん白書®』ホームページ

https://yuigonhakusho.com/oyanaki/


     ↑「親なき『ゆいごん白書®』」のホームページのトップ


「親なき『ゆいごん白書®』」に関するお問い合わせ、取材等については────

株式会社はっぴぃandプロジェクト® 辻 瑞惠(ツジ ミズエ)   

携帯☎ 090-1242-1972 ☎06-7777-1456

Mail  tsuji@happy-and-project.jp

HP  https://yuigonhakusho.com/oyanaki/ 


↑「親なき『ゆいごん白書®』」を企画・制作した、株式会社はっぴぃandプロジェクト代表の辻 瑞惠



↑「親なき『ゆいごん白書®』」のチラシの表裏




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