現役最年少の宇宙飛行士の誕生だ。
【動画で見る】現役最年少の宇宙飛行士 米田あゆさん29歳「月面を走る日が待ち遠しい」
JAXAは、29歳の米田あゆさんら2人を、正式に宇宙飛行士に認定した。
宇宙飛行士 米田あゆさん:私自身はどんなミッションであっても柔軟に対応できる、そういった宇宙飛行士になりたいと思っています。
宇宙飛行士 諏訪理さん:今後、一歩一歩気を引き締め直して、楽しみながら訓練に挑んでいきたいと思っています。

21日、JAXAから正式に宇宙飛行士として認定された、米田あゆさん(29)と諏訪理さん(47)。
2人は去年、過去最多4000人以上の応募者の中から、14年ぶりに宇宙飛行士の候補に選ばれ、これまでJAXAでさまざまな訓練を行ってきた。
■「月面を走る日が待ち遠しい」と米田さん

現役最年少の宇宙飛行士となる米田さんは、東京大学医学部を卒業し、外科医を務めていた。
そんな米田さん、実は関西育ち。中学・高校時代は兵庫県西宮市の神戸女学院に通っていた。
宇宙飛行士 米田あゆさん:(認定されて)うれしさとワクワクというところですね。ようやく宇宙飛行士になれた、スタートラインに立てたんだというところ。これからどんなミッションが待ち構えているか分からない。新しいことに、また新たに挑戦していくワクワクがありました。
アポロ計画の月面着陸から半世紀。2人はアメリカの有人月面探査「アルテミス計画」に参加し、日本人で初めての“月面着陸”を目指す。
宇宙飛行士 米田あゆさん:月面を走る日が待ち遠しいですし、もし可能だったら、(探査車を)月面で運転してみたいと思います。
■何度も『ワクワク』を語った米田さん

どうしたらこんな素敵な夢をかなえられる人になるのか、大変気になるところだ。
ジャーナリスト 鈴木哲夫さん:なんで医学部に行って、宇宙飛行士になろうとしたのか、その辺を聞きたい。でもたぶん彼女の中では医学部を目指した道も、宇宙飛行士も同じなんだと思うんです。彼女の生き方として、インタビューでも言っていたけど何か『ワクワク』することに挑戦していくみたいな。でもびっくりですね。
(関西テレビ「newsランナー」 2024年10月23日放送)