山梨・甲府市の遊亀公園附属動物園で、ハエたたきで体をぺちぺちと叩かれるバクの姿がカメラに捉えられた。バクを狙って血を吸うハエを落とす目的だが、バクは気持ちよさそうに叩かれている様子だ。ハエたたきは寒暖差が激しい時期だけ行われるという。
ハエたたきにハマるバク
山梨・甲府市にある遊亀公園附属動物園で7日に撮影されたのは、飼育員に体をぺちぺちと叩かれているオスのアメリカバク「プーロ」君だ。

映像では何度も叩かれているが、決して怒られているわけではない。
飼育員によれば、「この時期、サシバエというハエが増えてきて、あの子たちの血を吸うんです。(ハエを落とすため)ハエたたきで叩いてあげています」という。
こうした行為は、ハエからバクの体を守るために行われていたのだ。

何度叩かれても、プーロ君は嫌がる様子を見せない。それどころか地面に寝そべり、うっとりとした表情だ。
あまりの気持ちよさにとろけてしまったのか、ゴロンとリラックスするように横になってしまった。
「背中トントン」絶妙な気持ちよさ?バクは夢の中へ…
飼育員によればハエ叩きはそのものの目的より、「赤ちゃん背中をトントンするような感じで、だんだん気持ちよくなっちゃうんです」と説明している。

体をペチペチと叩かれることが大好きなプーロ君だが、ペチペチを行うのは、寒暖差の激しい今の時期だけだという。
(「イット!」 10月18日放送より)
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