愛知県長久手市のジブリパークで、11月に期間限定で楽しめる「ジブリパークの音響世界」が行われます。

ジブリパークで開催されるこのイベントは、専用イヤホンとジブリの雰囲気を醸すバッグを背負って、パークの中や外の公園を散策すると、普段は流れていないジブリの音楽が聞こえてくるという新しい企画です。

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エレベーター塔に向かって歩いていくと、ジブリらしく、まっくろくろすけの声で、音声チェックが始まります。

そして「もののけの里」で聞こえてきたのは、作品のラストで流れる「アシタカとサン」です。音楽が聞こえることで、自分がもののけの世界に入ったような感じが楽しめます。

音響世界を実現しているのは、バッグの中の端末です。園内に仕掛けられた50カ所以上の音楽ポイントに近づくと、位置情報を誤差数センチ単位で検知し、散策中のイヤホンに音楽を届けてくれるのです。

「もののけの里」だけでも場所によって異なる音楽が流れてくるので、歩き回った分だけ楽しめます。

「魔女の谷のみえる展望台」で聞こえてきたのは「魔女の宅急便」から「晴れた日に…」。

曲とともにこの街並みを眺めていると、どこかにキキやジジがいるのではないか、と感じてしまいます。

ジブリの世界を音楽と「さんぽ」できる「ジブリパークの音響世界」。11月の6日間限定の開催で、10月26日に専用チケットが一斉販売されます。

(東海テレビ)

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