長崎市の長崎スタジアムシティが10月14日にいよいよ開業する。開業を前に、その全貌が少しずつ明らかになってきた。2024年11月には長崎に新たな屋内型スポーツ施設「VS STADIUM NAGASAKI(ブイエススタジアムナガサキ)」が誕生し家族で楽しめる施設となりそうだ。(画像提供:ジャパネットホールディングス)
700坪の空間に30種類以上のアクティビティが集結
長崎県長崎市に、これまでにない規模と内容の屋内型スポーツエンターテインメント施設「VS STADIUM NAGASAKI(ブイエススタジアムナガサキ)」が2024年11月16日にオープンする。

約700坪のフロアには、ゲーム性のあるスポーツアクティビティが30種類以上も用意されており、まるでバラエティ番組のセットのような大掛かりな仕掛けが施されている。
家族連れも安心!キッズパークゾーンを完備
VS STADIUM NAGASAKIの特徴の一つは、未就学児から小学生まで利用できるキッズパークゾーンを設けていることだ。屋内施設であるため、天候に左右されずに一年中楽しめるのも大きな魅力となっている。

料金は30分600円(未就学児から小学生)から利用でき、保護者入場料は600円(延長料なし)となっている。
日本初!サッカースタジアム上空を滑走するジップライン
VS STADIUM NAGASAKIの目玉アトラクションとして注目を集めているのが、日本初となるサッカースタジアム上空を滑走する「ジップライン」だ。長さ258mのコースを4本のラインで滑走し、スーパーマン型か着座型の2種類から滑走方法を選ぶことができる。

ジップラインからは、長崎の港や山々の美しい景色を一望できるだけでなく、サッカースタジアムの上を通過する特別な体験ができる。また、専用カメラで動画撮影も可能なため、SNS映えする体験としても注目を集めそうだ。
スタジアム・アリーナの裏側に潜入できるツアーも
スポーツファンにとって見逃せないのが「長崎スタジアムシティツアー」だ。このツアーでは、V・ファーレン長崎のホームスタジアム「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」や、長崎ヴェルカのホームアリーナ「HAPPINESS ARENA」の裏側を探検できる。

普段は入ることのできない選手ロッカーやVIP専用ルームなど、特別なエリアを見学できるのが最大の魅力だ。スポーツ施設の舞台裏を知ることで、試合観戦やイベント参加時とは異なる新たな楽しみ方を発見できるだろう。
絶景を楽しみながらスポーツを楽しめる屋上施設
HAPPINESS ARENA屋上にはフットサルフィールドが、クラブハウス屋上には3×3コートが設置される。稲佐山などの山々の景色や隣接するサッカースタジアムのピッチを望みながら、スポーツを楽しむことができる。

ウェアやボールの有料レンタルサービスも用意されているため、手ぶらで訪れても気軽に利用できるのが特徴だ。また、今後はフットサルや3×3以外にも、さまざまな参加型イベントが計画されているという。
地域活性化と新たな観光スポットの創出
VS STADIUM NAGASAKIの開業は、長崎の地域活性化と新たな観光スポットの創出という観点から、大きな意義を持つ。

従来の観光地とは一線を画す、エンターテインメント性の高い施設が誕生することで、長崎を訪れる観光客の新たな目的地となることが期待される。
「VS STADIUM NAGASAKI」は11月16日にオープン予定だ。
(テレビ長崎)