石破内閣が2日から本格始動し、総裁選で競った後に起用された大臣や初入閣した大臣らが、初めて担当の官庁に登庁した。

石破内閣”本格始動”新大臣らは引き継ぎ式

石破首相:
国民の皆さま方に誠実に向き合い、一生懸命お話をし、共感と納得が得られるように努力をしてまいりたい。

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石破首相は、本格始動する意気込みについて「国民の共感と納得なくして何一つできない」と語った。

総裁選で競った加藤勝信財務相は、財務省の官僚出身で、古巣の財務省で職員らに盛大な拍手で迎えられた後、引き継ぎ式を行った。

また、総裁選で石破陣営の幹部を務めた岩屋毅外相も、上川前外相と引き継ぎ式を行った。

岩屋毅外相:
外交の重要さ、国家100年の命運を決するのは外交だ。

同じく総裁選で石破氏を支持した赤沢亮正経済再生相は、初入閣を果たし、石破氏が公約に掲げる「政府の防災対応を強化する防災省」を新たに設ける準備も担当する。

石破内閣では女性2人が閣僚に起用され、初入閣となった三原じゅん子こども政策相も、拍手で迎える職員らに笑顔で応えた。

また、約20年ぶりに大臣に返り咲いた村上誠一郎総務相は、拍手で迎えた職員らに第一声で「頑張ろう」と呼びかけた。

村上誠一郎総務相:
皆さんおはようございます、力を合わせて頑張りましょう。

多くの大臣が2日は、新旧大臣の引き継ぎを行うほか、大臣に認証されて初めての会見に臨む。

首脳外交も始動…バイデン大統領と電話会談

さらに、石破首相は2日朝、アメリカのバイデン大統領と電話会談を行い、首脳外交をスタートさせた。

石破茂首相:
非常に話が弾んだ感じがする。首脳会談の機会というのは今後も持ちたいというお話をし同意を得た。

首相就任後初めて行われた電話会談で、石破首相は「これまでの政権の路線を引き継ぎ日米同盟の強化をはかる」考えを伝えた。

その上で、早期に対面での日米首脳会談の実現を目指すことで一致した。

また、総裁選中に掲げていた日米地位協定の改定については、今回は踏み込まず「今後機会を見て議論していきたい」と述べた。
(「Live News days」10月2日放送より)

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