中国で開催された美容博覧会で、出展していたライバル企業のスタッフ同士による乱闘騒ぎが起きた。乱闘をした出展者たちは警備員の制止の声も聞かず、大暴れで会場は一時騒然となった。現地メディアなどによると、原因はライバル会社同士の“来場者の奪い合い”だったという。
博覧会で来場者に構わず、出展者が大乱闘
中国・広東省で4日~6日の期間、化粧品や美容機器業者などが集まる“ビューティー博覧会”が開催されていた。
そんな華やかなイベントの初日に「この野郎!」「お前!」「殴ってやれ!」などと、怒号が飛び交う、殴り合いの大乱闘が起きた。

「やってやる!」「殴れ!」などと声を上げ、博覧会の出展者たち同士がつかみ合い、もみくちゃになっている。
パンフレットを持つ来場者が目の前にいるにも関わらず、構わず殴り合っている。その後、殴り合いは次第にエスカレートし、ついには椅子を振り上げる男性まで現れる。

警備員やスタッフが「やめなさい!」と慌てて止めに入るものの、「あいつらをやっつけたらやめる!」と、どうすることもできないほどの状態だ。
別の出展者は「どうしよう…うちの展示ブースを巻き込まないでよ」と心配していた。
ライバル企業同士の“来場者の奪い合い”が原因か
この大げんかの原因は、“来場者の奪い合い”だったという。現地メディアなどによると、殴り合っていたのはライバル関係にあるA社とB社。

この日、A社が来場者からもらった連絡先をB社が消すように求めたところ口論になり、殴り合いに発展したという。この後、殴り合っていた全員が警察に連行された。
(「イット!」 9月13日放送より)
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