夏の高校野球長野大会。7月24日、松本市で準決勝2試合が行われた。第1試合は長野俊英が赤穂にサヨナラ勝ちし、初の決勝進出。第2試合は長野日大が小諸商業にコールド勝ちした。決勝は27日午前10時プレイボール、聖地・甲子園への切符をかけ両校が対戦する。
第一試合は手に汗握る熱戦
第1試合は47年ぶり準決勝の赤穂と、初めての準決勝となる長野俊英の対戦。
1対1で迎えた6回表。赤穂が相手のエラーやヒットでランナー1・3塁のチャンスを迎える。
バッターは5番・福島。ライト前ヒットで1点を追加すると、7番・唐沢もヒットを放ち3対1とリードする。
しかし、その裏、長野俊英が反撃。1アウト2・3塁のチャンスに8番の伊東が2点タイムリーで一気に試合を振り出しに戻す。
その後、互いに1点ずつを加え4対4で迎えた9回裏。長野俊英はランナー1・2塁のサヨナラのチャンス。
バッターは7番・山上。センターへのヒットで試合を決めた。
長野俊英の決勝進出は初めて。

長野俊英・山上留玖選手:
「仲間から絶対いいところでまわって来るからお前が決めてくるようにと。自分たちのチームカラーは泥臭く、粘り強くやることなので、そのチームカラーが本番(決勝戦)に発揮できるようにやっていきたいです」
長野日大が小諸商業に投打で圧倒
第二試合は長野日大と小諸商業の試合。
長野日大のピッチャーで4番の山田が大車輪の活躍をみせる。
1回表、1アウト2・3塁のチャンスにセンター前ヒットで2点を先制。
5対0で迎えた3回表には、山田がソロホームランを放ちリードを広げる。
投げても打たせてとるピッチングで無失点に抑えた。
2009年以来の甲子園まであと1勝。

長野日大・山田羽琉選手:
「最後は甲子園で笑ってみんなで行きたいので、しっかりと打撃でもピッチングでもチームを後押しできるように頑張りたい」
長野勢の対戦となる決勝は、セキスイハイム松本スタジアムで27日午前10時プレイボール。15年ぶりか、初か。聖地・甲子園への切符を手にするのはどちらのチームか。熱戦が期待される。









(長野放送)