大阪市の商店街で、重さ約200kgのみこし2基を80人で担ぐ女性たちの姿が撮影された。
華やかなヘアスタイルやネイルで着飾り、紅白のはっぴ姿でみこしを運ぶことから、「天神祭ギャルみこし」と呼ばれている。
祭りは、“ギャル”でなくとも参加できるという。
女性だけ担ぐ“ギャルみこし”
大阪市の天神橋筋商店街で23日正午ごろ、通称「天神祭ギャルみこし」が登場した。

「わっしょい!わっしょい!」という威勢のよい声が鳴り響き、ねじり鉢巻きに、赤と白のはっぴ、みこしを担ぐ多くの女性の姿があった。
担ぐ前の気合いの入れ方もギャル全開で、「パーリラパリラ♪」と叫び、その盛り上がりのまま、重さ約200kgのみこし2基を80人で担いでいく。

中には指先をネイルで彩って、みこしを担ぐ女性や、一際目を引くド派手なネイルをしている女性もいた。

しかし、「普段は全然ギャルじゃない。きょうは、なりきってきました!」、「“ギャルみこし”ということで、ね。気合いを入れて、見た目から入っていこうかなと思って!」と話し、楽しんでいる様子だ。
ギャルじゃなくても参加OK!
「わっしょい♪わっしょい♪」と、女性のにぎやかな声が特徴的な“ギャルみこし”。
日本3大祭りの1つ「天神祭」の前日に行われる行事で、正式名称は「天神祭女性御神輿(みこし)」だ。
40年以上前から行われている。

「参加したいけど、私はギャルじゃない!」という人も安心だ。
主催者のホームページのよくある質問では、「私はギャルではないのですが…」という質問に対し、「参加者はいわゆる『ギャル』ではありません。安心してご応募ください」と書かれている。
大事なのは、若々しいギャルのマインドを持って臨むことだという。
(「イット!」 7月23日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(12枚)