木村熊本県知事は7月12日の定例会見で、熊本都市圏の渋滞対策について熊本市の大西市長と来週、トップ会談をすることを明らかにし、「まずは現状の課題を共有したい」と述べた。一方、大西市長は同日開かれた定例会見で「まずは短期的な取り組みに集中的に議論したい」と話した。
木村知事「腹を割った話し合い」
7月12日に開かれた定例会見で、木村熊本県知事は熊本都市圏の交通渋滞対策について、7月18日に熊本市の大西市長とトップ会談を行うことも明らかにした。

木村熊本県知事は「まずは現状の課題を共有したい」と話し、熊本市の全国交通系ICカードの廃止・存続の議論についても「話題に上がれば議論したい」と述べた。

また、今回のトップ会談について、「まずは熊本市の大西市長と腹を割った話し合いを行いたい」と話し、意欲を示した。
大西市長「膝を交えて課題に取り組む」
一方、熊本市の大西市長は「膝を交えて、胸襟を開いて課題に取り組むことが極めて重要。渋滞問題は県市連携の会議で課題としてあげられたことはあるが、しかしここまでこの問題にしぼってのトップ会談は、市長になって初めて。多くの人が期待していると思う」と話した。

大西市長は、まずは短期的な取り組みで成果の期待できる「交差点の改良や信号の制御方法変更などを集中的に議論したい」と述べた。
(テレビ熊本)