熊本・宇城市三角町の戸馳島にあった『宇城市 戸馳花の学校』が7月11日にリニューアルオープンする。地元の野菜や果物を使ったメニューを提供するカフェのほか、植物を使ったワークショップも開催予定だ。
洋ランの施設がリニューアルオープン
宇城市三角町の戸馳島で7月11日にリニューアルオープンする『HANAnoGAKKO』食品や食器などを販売するセレクトショップやカフェ、温室などが入る複合施設だ。

元々は1995年に『宇城市 戸馳花の学校』の名前で、洋ランの展示・販売をする施設として開園したが、2022年3月に新型コロナの影響などで閉園。今回、地域を元気にしたいと再びオープンすることになった。

今回のリニューアルでモットーとしたのが「やってみよう!」植物を使ったワークショップを開催する。この日はコチョウランのパープルベイビーを使った寄せ植え体験があった。傷がつくなど出荷ができなかったものを使っていて、大切に育てると紫色の花が咲くそうだ。
「気分転換にはちょうどいい距離」
またカフェでは地元・宇城で取れた野菜をたっぷり使ったメニューが提供される。とばせプレートは、ホウレンソウの入ったキッシュや、サツマイモのキンピラ、熊本県産米のおにぎりなどが味わえる。

夏野菜のラタトゥイユは、ザクザクやトロッとした野菜の食感がよく、口の中が楽しい。体も喜ぶ味になっている。このほか、戸馳島で育ったパッションフルーツのソースがかかったアイスクリームなど、スイーツメニューもある。

また、離乳食メニューもあるそうで、子供と一緒に食事が楽しめ、北内清張代表は「熊本市内からちょこっと車で1時間で来られる。この距離が気分転換にちょうどいいと思う。島ということで、旅行した感じとか、橋を渡って来ると、そういう気持ちになれるかなと」と話す。

戸馳島の新たな拠点となる施設を目指して『HANAnoGAKKO』がオープンする。
(テレビ熊本)