6月23日(日)京都競馬場(芝・2200m)で行われたドリームレース、第65回宝塚記念(GI)。
ファン投票で歴代最多支持を受けたGI・3勝馬ドウデュースが参戦したほか、大阪杯を制して勢いに乗るべラジオオペラら、春を盛り上げた有力馬が集結。
上半期の総決算となる一戦はレース途中から大雨となる中、道悪を得意とする3番人気のブローザホーンが大外から抜け出し、鞍上の菅原明良騎手(23)と共に悲願のGI初制覇を果たした。
2着にはソールオリエンス、3着にべラジオオペラが入った。1番人気のドウデュースは6着、クリストフ・ルメール騎手と挑んだジャスティンパレスが10着となった。
6年目でGIタイトルを手にした菅原明良騎手の勝利インタビューは以下の通り。
「ものすごく嬉しいです。ここまで乗せ続けていただいたオーナー、馬の関係者の皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。ゲートを出て馬と相談しようかなとは考えていたんですけど、思ったより後ろだな、とは思いましたね。重馬場は苦にしないタイプなので、いつもと変わらず走ってくれましたし、向こう正面でローシャムパークが上がって行くのが見えたので、一緒に少し位置を上げていきました。4コーナー回ってくる時もまだ余裕があって追ったら伸びるなという自信があったので、直線抜くにつれてちょっと動かしていって、交わしていってくれたらな、と思って追いました」
この記事の画像(2枚)「馬に感謝しかないです。今年中に(GI)勝ちたいなという気持ちが強かったですし、勝ててホッとしています。まだまだ学ばないといけないことが本当に多いですし、この馬と一緒に成長していけたらな、と思っています」