大阪市の職員が同僚職員に対して、差別発言を繰り返していたことがわかった。

さらに、その様子が記録されたドライブレコーダーのSDカードの所在が分からなくなり、大阪港湾局は被害届を提出した。

大阪市によると、ことし3月、大阪港湾局の職員2人が出張中の公用車の中で、その場にいない同僚職員に対して、部落差別を意味する発言を数十回にわたり繰り返したという。

部落差別を意味する発言繰り返す
部落差別を意味する発言繰り返す
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およそ10日後、別の職員がドライブレコーダーの記録を見た際に、差別的な発言を確認。

市は2人の処分を検討している。

大阪市・横山英幸市長:
職員が根底で差別的な意識を持っているのは、市長としては許せない。絶対にやめてほしい

大阪市 横山英幸市長
大阪市 横山英幸市長

 また、この映像を記録したSDカードは、調査の途中でなくなり、大阪港湾局は警察に被害届を提出した。