三重・尾鷲市の沖合で27日に水揚げされた超巨大マンボウのSNS映像が1日で250万回以上も再生され話題になった。漁師は「これだけ大きいマンボウは、約10年の漁師生活で見たことがない」と話している。一方、山口・下関市の水族館で飼育されているマンボウがクラゲを一気飲みする珍しい光景がカメラに捉えられた。
大きすぎる…水揚げされたマンボウ
三重・尾鷲市の沖合で27日、水揚げされた超巨大マンボウをカメラが捉えた。

一緒に映る漁師さんと比べると一目瞭然で、その大きさは推定3mにも上る。
29日にSNSで投稿された映像は、たった1日で250万回以上再生されるなど大きな話題を呼んでいる。
巨大マンボウを水揚げした漁師は「ビックリしました。あそこまで大きいのはそうそう入るものじゃない」と驚いた様子。

漁師によると、マンボウ自体は1日で70匹獲れることもあるなど、それほど珍しいことではないそうだが、これだけ大きいマンボウは、約10年の漁師生活でもほとんど見たことがなかったという。
巨大マンボウを水揚げした漁師は「怖いですね。落ちてきたら確実にけがする重さじゃないですか?」と話す。
通常なら、市場に卸すマンボウだが、今回は、あまりに大きすぎて船のスペースが足りず、泣く泣く海へ帰したそうだ。
クラゲを食べる珍味好き?…マンボウ
一方、山口・下関市立しものせき水族館「海響館」でも、とても珍しいマンボウの姿が見られた。

狙いを定めて、 クラゲを一気飲みするマンボウだ。
水族館によると、通常食べているエサ以外はなかなか口にしないマンボウが、クラゲを食べるのは大変珍しいということで、もしかしたら珍味好きだったのかも知れない。
(「イット!」 5月30日放送より)
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