ヘリコプターの墜落事故で亡くなった、イラン・ライシ大統領の葬儀が23日、生まれ故郷のマシャドで行われた。
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イランの首都・テヘランから東に700キロあまりにある、マシャドの街は厳粛な空気に包まれていた。大統領の写真が街の至るところに掲げられ、横には追悼の言葉が書かれている。
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ヘリコプターの墜落による“突然の死”を、住民は今も受け止めきれない様子で「ヘリ事故は信じられなかった。すごく悲しい。彼は良い人でした」と話す人もいた。
ライシ大領領の棺を乗せた車が通る道路の周辺は、バリケードで封鎖されていた。
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22日に葬儀が行われた首都・テヘランの通りには、棺を押し流すほどの“人の波”ができた。
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葬儀にはイランの最高指導者・ハメネイ師だけではなく、イランと同様、イスラエルと敵対する武装組織「ハマス」の最高指導者・ハニヤ氏、レバノンの武装組織「ヒズボラ」の幹部なども参列した。
大統領補佐官「“何らかのトラブル”に巻き込まれたのでは」
なぜ、ライシ大統領を乗せたヘリだけが墜落したのか。様々な憶測が飛び交う中、大統領に随行しており、当時は別のヘリに乗っていたエスマイリ大統領補佐官がテレビ番組に出演。
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エスマイリ大統領補佐官は「飛行中の天候は良く、視界もクリアでした。特に注意を要する気象条件ではな、“何らかのトラブル”に巻き込まれたのでは」とも証言している。
(「イット!」5月23日放送より)