ロシアの駐日大使が天皇陛下に大統領からの信任状を渡す「信任状捧呈式」が皇居で行われた。
午前10時ごろ、ロシアから新しく赴任したニコライ・スタニスラヴォヴィチ・ノズドリェフ大使は、宮内庁が用意した車で皇居に到着した。
大使は、出迎えた宮内庁の儀式関連の業務を統括する式部官長と握手を交わしたあと、宮殿でプーチン大統領からの信任状を陛下に渡した。
大半の国が、皇居までの送迎には宮内庁の「儀装馬車」を選ぶが、ロシアは警備上の理由で自動車を選択したとみられる。
今回、ロシアの儀式は撮影されず、外務省は「現下のロシアとの関係を考慮し、総合的に判断した」としている。