長引く海外渡航制限

一時は渡航制限緩和の動きもありましたが、新型コロナの感染が再度拡大したいまとなっては海外はおろか、県外への移動すら自粛を要請している地域もあります。
全国的な、そして世界的な感染拡大を防ぐためには人の移動制限は有効な手段のひとつと言われています。
アメリカは新型コロナ流行初期に日本を入国拒否対象にすると検討していました。
3月の時点ではアジアでの新型コロナ流行が問題となっていたので、まさか数カ月でアメリカ自身が感染者数世界最多になるとは思ってもいなかったでしょうね。
【記事を読む】“新型コロナ”アメリカが日本を“入国拒否”対象に!?観光地ハワイは…
入国拒否って英語でなんて言うの?

アメリカが日本を“入国拒否”対象に!?
Is America planning to refuse entry to Japanese?
【解説】
ここでは「入国拒否」と言う表現に、
refuse entry to (~に対して入国・入場を拒否する) を使用します。
ここで使用している、
refuse (断る・拒否する) と同じように、
deny (拒む・拒否する) も使えます。
deny(人) to enter (場所) で、その場所に誰かが入場することを拒否する意味になります。
The shef denied him to enter the restaurant.
シェフは彼を入店拒否した。
ちなみに、空港などで入国の可否を審査するために足止めされた場合は、
detain (引き留める・拘留する)を使って、
be detained (拘束される) で表現できます。
こんな「入○拒否」も…!?

【例文】
浮気がバレたせいで、その男性は妻から「入家拒否」を言い渡された。
The man has been refused entry to his house because his wife found out he was cheating on her.
要するに家を追い出されたってことですね。そのまま帰らないと関係がさらに悪化しますから
玄関でひたすら謝りましょう。
それでは次回も Let's English!
(連載「コレ英語で言えますか?」第89回 / 毎週土曜更新)
