千葉・印西市で、会社の資材置き場に“トラック10台分ほど”にも及ぶ大量のごみが不法投棄されており、中にはトイレの便器や店の看板とみられるものもあった。
また、設置した防犯カメラは不審者によって奪われ、敷地の管理者は怒りを口にしている。
ラジカセやテレビなど不法投棄
会社の資材置き場に積み上げられた大量のごみ。
心当たりはなく、全て不法投棄されたものだという。

現場は千葉・印西市。県道から1本入った人目につかない場所だ。

ごみの山にはテーブルや大量の白い皿。
ラジカセやテレビなどの家電、さらにトイレの便器のようなものまで捨てられている。
それだけではない。

敷地の管理者:
(Q.鉄筋より手前?)こっち、手前は全部そうですね。フローリング材みたいな、冷蔵庫もそうですけど、「やったなこれは」と。とりあえずいらだちました、怒りです。
計トラック10台分ほどか…店の看板まで
敷地の奥から広がるのは、鉄筋コンクリートや袋に入った壁紙とみられるごみなど、一軒家が壊されたような廃材。

よく見ると、カレー店の看板もある。元カレー店を解体したのだろうか。

6月4日ごろから始まったという不法投棄。
合わせてトラック10台分ほどになるのではないかということだ。

敷地の管理者:
困っちゃいますよね。これではトラックもおけないし、何もできないです。
防犯カメラを奪おうとする人物…
男性は防犯カメラを設置。

すると翌日、犯人とみられる人物が映っていた。

街灯もなく真っ暗な中、止まるトラック。
突然、カメラが揺れ始める。
無理やり取ろうとしているのか、激しく揺れ続ける。

次に映ったのは、カメラを奪おうとする人物の姿。若い男だろうか。
カメラは持ち去られ、手袋をした人物ともう1人の足元が映ったところで映像は途切れた。
被害は不法投棄やカメラだけではなく、商売道具にも及んだという。

敷地の管理者:
道具関係ですね、サンダーとか、もの切るやつとか電動工具それ一式。

警察からの要請で、そのままにしておかなければならないという不法投棄されたごみ。

敷地の管理者:
向こうが捕まったときにどうするのか、処分するのか、残しておいてくださいっていわれたので、ものを、警察の方には。早く捕まって、あれどうにかしてください。
男性は被害届を提出。警察は捜査を進めているということだ。
(「イット!」6月11日放送より)