メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手の銀行口座から日本円で約24億5000万円を不正に電子送金したとして、銀行詐欺の疑いで訴追された元通訳・水原一平容疑者が裁判所に初出廷した。
水原一平容疑者は大谷翔平選手の銀行口座から日本円で約24億5000万円を不正に電子送金したとして銀行詐欺の疑いで訴追されていて、12日朝、当局に出頭し身柄を一時拘束された。
その後、黒いスーツに白シャツ姿で法廷に現れた水原容疑者は、足につけた鎖を外された後、証言台に立つと、判事から訴追された事件の書類を確認したかなどと問われ「はい」と答えた。
また、保釈の条件として大谷選手との接触の禁止やパスポートの没収などが告げられ、裁判所の指示に従わなかった場合は2万5000ドル、日本円で約380万円を支払う条件で保釈された。
保釈後に水原容疑者の弁護士は声明を出し、「水原容疑者は大谷氏、ドジャース、メジャーリーグ、そして彼の家族に謝罪したいと望んでいる」とコメントしている。
次回は、5月9日に罪状認否が行われる予定。
