滋賀県守山市の公立中学校で、生徒指導上の配慮ができていなかったとして、“クラス分け”のやり直しが行われることが分かった。

【動画】中学校でクラス分けを異例のやり直し 「人間関係など大事な部分が抜けていた」 授業開始に遅れ

守山市教育委員会によると、市立守山南中学校では、4月5日に3年生の生徒にクラス分けが発表された。

しかし、その日のうちに保護者から学校に対してクラス分けに関する指摘があり、生徒指導上、必要な配慮ができていなかったことが発覚したということだ。

これを受け、学校は、9日に予定していた授業の開始を遅らせ、10日に改めて新しいクラス分けを発表することになった。

■「人間関係など考慮し修正などする中で、最終的に大事な部分が抜けていた」

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学校は、8日夜、保護者説明会で、「人間関係など考慮し、修正などする中で、最終的に大事な部分が抜けていた」などと経緯を説明し、9日に生徒にも説明をするとしている。

教育委員会は生徒のケアを行いながら、クラス分けを担当した教職員に聞き取りをするなどして原因究明と再発防止に努めるとしている。

関西テレビ
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