処分を受けて自民党を離党した世耕前参議院幹事長が、和歌山県内の自治体の首長に対して、「無所属で、衆議院の方にでる」と次期衆議院選挙で鞍替えする意思を示していたことが分かった。

関係者によると、離党勧告処分を受けた世耕前参院幹事長は、和歌山県内の複数の自治体の首長に電話をかけ、処分を受けたことの謝罪とこれまで支援してもらったことに対する感謝の言葉を述べたということだ。

■処分決定前に「無所属で衆院に出る」と和歌山県内の首長に電話

世耕弘成前参院幹事長
世耕弘成前参院幹事長
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さらに、処分が決定する前には、県内の自治体の首長に対し、電話で「無所属で、衆議院のほうに出る」と鞍替えする意思を示していたことも分かった。

世耕前参院幹事長は4日の記者会見で、「今後は1人の議員としてこれまでの政策勉強の成果や、長年にわたって築いてきた各界の皆さんとの人間関係などを生かしながら、国のため、地元和歌山のため、1人の議員として仕事に汗をかいて参りたいと思います」とコメントしている。

関西テレビ
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