「次の大阪府知事選挙に出馬をしたいと思います。そして任期において”大阪都構想”の実現、住民投票の実現を目指してまいります」
日本維新の会の吉村洋文代表は17日、”大阪都構想”実現に向け、次の知事選への出馬を表明した。
一方、自身の任期満了となる来年4月までに”大阪都構想”の是非を問う住民投票を行うことを出馬の条件とした。
急展開の決断の裏側には何があったのか。
19日放送の「newsランナー」に吉村代表が出演し、知事選出馬表明前に「松井一郎・元維新代表に相談した」と明かした。
■松井氏の発言には「重く受け止めています」
維新創設者の松井一郎氏はことし1月、関西テレビの取材に対して「今の吉村さんでいくと、北朝鮮か中国かロシアみたいになってしまう。大将は引くことも大事やけどね」と話していた。
吉村代表はこの発言を受けて「重く受け止めています」としたうえで、来年春の“知事選出馬表明の決断をする前に松井氏に相談した”と明かした。

■「今回この決断に至る前に、松井さんには相談をしました」
【吉村代表】「やはり重く受け止めてます。松井さんの言葉ですし、松井さんは市長として、僕も知事として一緒にペアでやってきましたから。
もちろん政治家としても大先輩ですし、僕自身も反省すべきところがあるし。
なので今回この決断に至る前に、松井さんには相談をしました」
【吉原キャスター】どういう思いで相談して、どういう言葉を交わしましたか?
【吉村代表】「やっぱり僕の考えがすべて正しいわけではないので、松井さんがここまで言うのは、僕自身もよく考えないといけないな。
つまり、『いろんな人の意見を聞いて、吉村さん考えなきゃいけないよ』というアドバイスだと思ったので、この間、府議団・市議団、国会議員団の意見交換もやりました。
やっぱり松井さんとも相談したいと思ったので、直近では松井さんとも相談しました。その中身は言いません。言いませんけど、いまの僕の考え方は松井さんにも伝えて、相談もして」

■“都構想”掲げた補欠選挙の当選が後押しに
また、17日に大阪市西区で行われた市議会議員の補欠選挙で、「都構想推進」を掲げた
維新の栗田裕也候補が、「都構想反対」を訴えた自民党候補を163票差の僅差で破り当選したことも、出馬を決断した理由の1つだと話した。
【吉村代表】「最後、西区の補欠選挙が結構重要でして僕の中では。僅差だったんですけど『ここでもし負けたらもう違うんだろうな』というふうに思って。
『ここが違うというのはやっぱ目指すべきではないんだろうな』と。
極めて厳しい選挙になると思ってましたが、栗田さん(維新候補)が西区の皆さんに選んでいただいたので、これは直近の民意として僕自身も知事選にもう一度出て挑戦するべきだと」

■「24.1%」の投票率で民意を得た?
スタジオからは、“24.1%”という投票率の低さを指摘する声が上がりましたが、「『民意を得た』とは思っていないが、自分自身が判断する上では重要」と答えました。
【加藤さゆり記者】投票率はかなり低いですし、それによって「民意を得た」というのはどうなんでしょう?
【吉村代表】「これをもって『民意を得た』と思っていないです。補欠選挙なので、投票率が24%、すごい低いんですよ。
でも市議会議員の補欠選挙なので、自分自身が判断する上では、『この選挙は重要な選挙になるな』と思ってましたし、選挙前の記者会見でも『この選挙の位置付けはどうですか』と聞かれたとき、今回の選挙は都構想を正面に掲げると言っていた」
(関西テレビ「newsランナー」2026年5月19日放送)

