4月1日は多くの企業で入社式が行われ、新社会人が新たな一歩を踏み出した。研究機関の調査結果によると、2024年度の新入社員の特徴は「セレクト上手な新NISAタイプ」だという。
目標を胸に第一歩
東邦銀行（本店・福島県福島市）では、グループ3社を合わせて79人に辞令が手渡された。
新入行員代表の嶋根寛人さんが「福島を元気にしたいという思いを胸に、地域社会のお役に立てる社会人になりたいと思います」と誓いの言葉を述べた。
参加した保護者は「とても立派で、ちょっとうるっとしちゃいました」「先輩の教えを守りながら、笑顔で頑張ってほしい」と話し門出を見守った。
2024年度は「新NISA」タイプ
産労総合研究所の調査では、2024年度の新入社員の特徴は「セレクト上手な新NISAタイプ」との結果が出た。デジタルに親しんでいる一方、対面のコミュニ－ケーションの経験が乏しいとのこと。ただ目標が定まれば情報を集め自分で選択して歩み始める。コツコツ積み立て学ぶか？アグレッシブにチャレンジするか？選択の幅が広がった「新NISA」に重なるとしている。
コツコツ？アグレッシブ？
では、新社会人のみなさんの目標は？
◇「地域貢献。福島の魅力を発信して、福島は住みやすいなと思っていただけるような地域にしていきたい」
◇「積極性。受け身になるのではなく積極的に聞いたりみたり質問したりして、早く一人前の社会人になれるように」
24人が新たな仲間に加わった福島トヨタグループの合同入社式でも聞いた。
◇「今できることを全力で。まずは社会人としてのビジネスマナーを身に着けて、社会人として恥ずかしくないような姿になれたら」
◇「健康。新社会人は環境の変化が激しいと思いますので、自分だけで解決しようと思わず、先輩方や上司の方に助けを求めつつ過ごしていきたい」
◇「誇りを持って自分の仕事に努める。お客様と関わるお仕事なので、お客様との信頼関係を特に大切にお仕事をしていきたい」
自分の定めた目標に向かって、がんばれ新社会人！
（福島テレビ）
