メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が日本時間28日、初出場のオープン戦(ホワイトソックス戦)でいきなり本塁打を放ち、鮮烈なデビューを果たした。
打席後のインタビューでは記者からの質問に対して一つ一つ丁寧に答えた大谷選手。
受け答えする言葉の中には「よかった」というワードが多く含まれ、ここまでの順調な調整ぶりがうかがえた。

衝撃の“逆方向”本塁打

新天地でデビューする大谷選手を待っていたのは「オオタニ!!」というファンの声援だった。
その声援に応えてか、にこやかな笑顔を見せた大谷選手。ファンも、そしてメディアも注目するショータイムがついに2024年も始まった。

ドジャーブルーのユニフォームに身を包み、2番・指名打者で先発した大谷選手。
記念すべきドジャースデビュー初打席は、見逃しの三振に倒れる。

第2打席も凡退し迎えた第3打席、フルカウントからの6球目。
インコースのストレートにうまく合わせ、デビュー戦で衝撃のアーチ!
左打者の大谷選手にとって、逆方向と呼ばれるレフトへ強い打球が飛ぶのは、好調な証しといえる。約半年ぶりとなる実戦で順調な調整ぶりを印象づけた。

試合後のインタビュー全部見せ

大谷選手の3打席目直後に行われたインタビューは以下の通り。

ーー今日久しぶりの試合、大きなステップ?
そうですね、まず予定通りに出られたということと、終われたっていうのが一番良かったかなと思います。

ーーホームランという結果を出して、リハビリは順調とみていい?
打席重ねるごとに反応も良かったかなとは思うので、徐々に徐々にですけど良くなってきたかなと思います。

ーー打った瞬間、入ると思った?
(飛球が)高いかなとは思ったので、アリゾナでどうかなというところだったかなと思います。

ーードジャースの一員として初めての試合。緊張感はあった?
緊張はなかったですね。まだスプリングトレーニングなので。まだそういう段階ではないかなと思いますし、自分の調整が一番大事かなと思います。

ーー打順2番はどうとらえている?
まだ今日初めてなので、やること自体は変わらずに、ストライクだけしっかり自分のスイングをすると。シンプルなところが一番かなと思います。

ーーフレディ(・フリーマン)のようなバッターが後ろでプロテクトしてくれることにより、ストライクが増えると思う?
(打席に)立ってみないともちろん分からないです。前後でムーキー(・ベッツ)もフレディも、それ以降もいいバッターもちろん続くので。どう変わっていくのかなというのがもちろん楽しみですし。1打席1打席自分も勉強しながら対応していきたいと思います。

ーーエンゼルスのキャンプデビュー戦と比べてどう?
あの時はもう、何がどういうふうに進んでいくのかというのが、全くわからなかったので、その時とはまた全然違うかなと思います。

ーー慣れていると思うが、今日もたくさんのファンが列を作ってサインとかを求めていた。ドジャースでのそういう光景はどう?
今日もたくさんの人に見に来てもらって、声援もすごく多かったですし。何よりもチーム関係なく、まずこの時期こうやってまた戻ってこれて。手術もありましたけど、順調に戻って来られてまずそれが一番今日良かったかなと思います。

ーー今日の3打席振り返って
まあ振ったのも良かったですし、さっきも言いましたけど、1打席目から3打席目まで徐々に感覚も良くなってきているので、あとは見逃したコースが自分の思った通りのコースかどうかが、あとは一番大事かと思います。

ーー実戦は2023年9月(3日)以来。体の感覚などはどう?
感覚も良かったです。体自体の強さも良かったですし、ケージで振ってる感じも、このところの中では一番よかったんじゃないかと思うので。あとは、無事に終わってよかったなというのが今の気持ちかなと思います。

ーードジャースの一員になった実感は沸いた?
そうですね。まだ1試合目なので、これからかなと思いますけど。しっかりとチームに貢献して、早くそういうふうに認めてもらえるように頑張りたいなと思います。

ーーカウント3―2からだったが強振ではない?
普通な感じですね。別に長打を狙っているわけではなかったですし、全体的に言えることですけど、シンプルにゾーンを振るっていう。

ーー手術明け。今の体のケアは?
細かい動きのチェックだったりとか、トレーニングだったりとかっていうのが週に何回かあって、あとはトレーナーの人に見てもらう、あとは数週間に1回自分のPT(フィジカルトレーナー)の人が来てもらったタイミングでチェックしてもらうという感じかなと思います。

ーー終わった監督や選手に声をかけてもらった?
フレディが、フリーマンが僕が終わってたらもう1回守備に行かなければいけなかったので、「絶対打ってくれよ」というふうに言われていたので、まあ回せて良かったなっていうのはちょっとあります。

ーーそれはベンチで言われた?
前の回ですね、前の回の攻撃の終わった時(言われた)。

ーー今キャンプは例年に比べて下半身とか体幹トレが目立っているが、意図や今日のバッティングへの影響は?
トレーニングは一貫して別に年単位で変えるということではなくて、10年、20年のスパンで考えてやるものなので。今年は手術があったので、それに適したトレーニングはもちろんしますけど、全体的なフィジカルの強化は例年通りだったと思います。

ーー投手のリハビリをそれほどしていないと思うが、それはバッターの出場を早く促すためなどの意図はある?
いや、ピッチャーのリハビリもしてますね。トレーニングだったりとか。まだスケジュール的に投球を再開する段階ではないというか、スケジュール的にまだなだけで。

ーー今日、朝クラブハウスで外野手用のグラブとファーストミットを手にしていた。どういう意図だった?
いや、そういうこともあるかもねという、みんなに言えることですけど、そうなってからでは遅いので、事前の準備がどういう時も大事かなと思います。

ーーノックは受けていくイメージ?
どうなんですかね、まだその段階ではないかなと。もちろん投げれなければ、そういうこともないですし。そこは優先事項から外れているので。そこはシャグとかなんていうんですかね、トレーニングメニューというかコンディショニングの一環でランニングしたいなという時に入ることはあると思いますけど。そこまでやることはないかなと思います。

ーー今日、愛犬は試合を見てた?
いや、見てないんじゃないですか(苦笑い)。

ーー今日振ったボールは自分のなかで“振っていいボール”“振ってはいけないボール”というそのへんの見極めは?
3打席目はまあまあよかったですかね。ただ、練習しているボールとか予想していないボールはたぶん投げていたので。そこはチェック外でしたけど。ある程度自分が、なんていうんですかね、振りにいっていいボールに対してアプローチできてたかなと思って。

ーー2番に関しては監督と話し合いはした?
僕はもうどこでもいいって感じだったので、まあ前後はどう変わるかわからなかったですし、監督がどういうふうにやりたいのかというところに対して僕が言うことはもちろんないので、好きなように、そこに対応していけたらなとは思ってました。

ーー3打席立って、今の打席数は満足行っている?。開幕に向けての打席数はこのままなら50打席超えると感じている?
ペース的には超えてくるとは思いますね。もう今の段階ではちょっと早いぐらいの感じだと。ちょっと多めに入っているぐらいの感じだと思うので。十分にこなせるかなとは。量自体はこなせるかなとは思うんで。あとは感覚次第かなと思います。

なおドジャースは…

28日の囲み取材は10分10秒間。番組調べで1769文字だったが、その中で大谷選手が最も多く口にした単語は「良かった」(12回)だった。言葉からも順調な仕上がり具合がうかがえた。

なお、ドジャースはオープン戦好調で、28日の試合も9対6で勝利し、ここまで負けなしの5勝1分け。大谷選手が目標としているワールドシリーズ制覇に向け、チームとしても順調な滑り出しを見せている。
(「イット!」 2月28日放送より)

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