年間消費額で2年連続日本一となった山形市で、ラーメンを活用した次の「目玉」作りが始まっている。着目したのは、山形の秋の風物詩「芋煮」。山形のラーメンをPRする取り組みを取材した。

山形の県民食がコラボレーション

2月10日・11日、ラーメン文化をさらにPRしようと、山形市で「山ラー」マルシェが初めて開かれた。
キッチンカーが並び、時折雪がちらつく中、熱々のラーメンに舌鼓を打った。

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お客さん:
山形のラーメンは誇りというか、当たり前の食文化。それが全国的に1位というのはすごくいいこと

ラーメンの具を使った「おにぎラー」
ラーメンの具を使った「おにぎラー」

また、会場で無料配布されたのが雪若丸を使った「おにぎラー」。ラーメンの具をふんだんに使ったおにぎりで、5つの人気店が監修し、わずか2分で配布が終了した。

そして午後0時、「あるラーメン」が100食限定で提供されるとあって、多くの人が集まった。

長い行列のお目当ては、山形の秋の風物詩・芋煮会で使う鍋で作ったラーメンだ。

ラーメンと並ぶ県民食「芋煮」。
秋に河原に並ぶ「芋煮鍋」で作った「芋煮鍋ラーメン」が、この日初めて提供された。

市の若手職員が発案したこの取り組みは、最終的に日本一の芋煮会フェスティバルで使う大鍋「鍋太郎」でラーメンを作るという壮大な目標を掲げている。

試作では直径80cmの鍋を使ったが、口が大きくお湯が蒸発し、うまく麺をゆでるのが難しいという課題もあった。

そのため、鍋をひと回り小さい65cmにし、麺も「中太縮れ麺」を採用した。そして牛骨ベースのスープも芋煮鍋で作った。

お客さん:
待ったかいがあった。2時間半並んだ。印象的でおいしかった

お客さん:
普段ゆでている鍋とも違うので、いい試しになる。おいしく食べられた。インパクト抜群なので、良いPRになると思う

お客さん:
おいしい。いい感じに煮えているから良かった

「大鍋ラーメン」新たな目玉となるか?

この日の「芋煮鍋ラーメン」は、物珍しいものを味わってもらうこと以外にも、観光資源としての可能性を探る実証実験としての狙いもあった。

味はもちろん、見た目の印象や提供までの時間などをアンケートしたところ、中には「芋煮のようなイベント化を期待する」といった意見も寄せられていた。

山形市ブランド推進課・樋口修係長:
“芋煮”という山形を表すアイテムと、“ラーメン”という新しいアイテムを組みあわせて、どういったコラボレーションができるかを検討しながら、今後、山形の食のPRをしていきたい

実証実験の結果をもとに、市は「大鍋でのラーメン提供」の可能性を含め、山形のラーメンをさらにPRすべく検討を重ねていくとしている。

(さくらんぼテレビ)

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