四大陸フィギュアスケート選手権2024(3日、中国・上海)は大会3日目、男子フリーが行われ、ショート首位発進で初優勝を目指す鍵山優真(20)はシーズンベストの200.76点をマーク。ショートの106.82点と合わせ、合計307.58点で初優勝を遂げた。
この記事の画像(5枚)鍵山がシニアの主要国際大会で初めて表彰台に上がったのが、2020年の四大陸。「世界のトップを目指していきたいと考えが変わった1つの試合」だという。今季は「完全復活&超進化」を掲げ、全日本フィギュアでは2位。1月のインカレでは4回転フリップにも挑戦。ブレイクのきっかけとなった四大陸で初優勝を目指していた。
1日のショートでは、鍵山はシーズンベストの106.82点をマーク。「シーズンベストはすごくうれしい。絶対に勝ちたい、ノーミスでという強い思いで滑った」と話し、「僕の試練はここからだと思っている。フリーも納得のガッツポーズが出るように頑張りたい。とにかく攻めて攻めて最後まで全力でいきたい」と意気込んでいた。
フリーを終え、鍵山は「4回転フリップはステップアウトになってしまったが、そのあとも諦めずに、全ジャンプで降りることができてほっとしている。今日はこの結果をしっかりと受け取って喜びたい。あとは3月の世界選手権に向けて、何ができるか、何が必要かを考えて、いい演技ができるように頑張りたい」と話した。
また、ショート2位の佐藤駿(19)は、合計274.59点(SP 99.20/FS 175.39)で2位。
ショート4位の山本草太(24)は、合計263.43点(SP 94.44/FS 168.99)で4位。
1位)鍵山優真(日本)307.58点
2位)佐藤駿(日本)274.59点
3位)チャ・ジュンファン(韓国)272.95点
4位)山本草太(日本)263.43点
5位)ボーヤン・ジン(中国)256.89点
四大陸フィギュアスケート選手権
男子フリー&ペアフリー
2月3日(土)深夜1時45分