北海道南部の森町の沖合で約450キロのナマコを密漁したとして、函館海上保安部は無職の男ら7人を逮捕し、全員の身柄を函館地方検察庁に送ったと発表した。
漁業法違反の疑いで逮捕・送検されたのは函館市に住む45歳の無職の男ら7人だ。
約450キロのナマコを密漁

7人は2023年12月4日夜、森町の沖合で、特定水産動植物であるナマコ約450キロを密漁した疑いが持たれている。
男らはゴムボートで沖合に逃走
男らが密漁したナマコを車に積み込んでいるところを函館海上保安部の保安官が発見。
職務質問をしようとしたところ、男らはゴムボートで沖合に逃走したということだ。

車内には密漁したナマコのほか、男らの身分証明書などが残されていて、函館海保は逃走した男らの足取りを追い、逮捕に至った。
男らの認否については今後の捜査に支障が出るとして明らかにしていない。