2023年12月まで雪が少なかった今シーズン。

大雪が続きホームセンターでスコップなどの除雪用品が売れている。

防災グッズ 売れ筋に変化も

この記事の画像(4枚)

そんな年にお薦めの商品があるという。

「暖冬で雪がスコップにくっついてしまう。こちらはエンボス加工で雪離れがとても良いスコップになります」(ジョイフルエーケー屯田店 新酒英暁さん)

重たい雪も放り投げやすいスコップだ。

さらに重たい雪で体を壊さないよう、補助グッズも人気となっている。

「『スコップ&ラッセル楽々ハンドル』という商品が売れています。柄の中間部分に(ハンドルを)取付け、腰や体への負担が少なくなるアイデア商品です」(新酒さん)

雪で車が埋まった時に備え、ドライバーに人気なのが小さく折りたためるスコップ。

組み立に工具は不要で、いざという時に大活躍。

売り上げ急増 カセットボンベ式のガスストーブ

一方、元日に発生した能登半島地震をきっかけに売れ始めたのが防災グッズだ。

カイロをまとめ買いする人が増えたほか、ヒーターとUSBバッテリーが入ったベストも人気となっている。

なかでも例年に比べ売り上げが急増しているのがカセットボンベ式のガスストーブ。

「コンセントや電源なしで着火できます。2023年の3倍くらいは売れています。こちらは屋内専用で、カセットボンベ1本で3畳の部屋を約3時間20分暖めることができます」(新酒さん)

 

そして、大きく進化したという2024年の新型は!

「屋外でも使用でき、アウトドア用品としてもとても優れた商品です」(新酒さん)

カセットボンベ1本で、屋外でも約1時間40分使用できる。

「ストーブの上でやかんのお湯などを温めることができます。(避難生活では)温かいものが求められるので、水が温められるのはとても良いと思う」(新酒さん)

防災用品のセット販売も

このほかこの店では、簡易トイレや応急手当グッズ、アルミシートや照明などいざというときに必要となる防災用品のセットも販売している。

これを機会に家庭での防災対策を見直してみては。

北海道文化放送
北海道文化放送

北海道の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。