5日、海上自衛隊岩国航空基地で9年ぶりに行われた年初めの訓練で、救難飛行艇US-2が海に取り残された人を救助した。US-2は飛行機と船の両機能を持ち、2023年には7回出動。部隊は1976年の結成以来、1046人を救助している。

救難飛行艇が9年ぶりに年始めの訓練

巨大な救難飛行艇が着水すると、海上自衛隊の救護員が、すぐに外へ出る。

海上自衛隊の訓練の様子
海上自衛隊の訓練の様子
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そして、海に取り残された人の救助に駆けつけた。

これは、5日に海上自衛隊・岩国航空基地で9年ぶりに行われた、年始めの訓練の様子だ。

飛行機と船、両方の機能を持つ、救難飛行艇US-2。

世界最高クラスの性能で、長い滑走路は必要なし。波のある海の上からでも、わずかな距離で飛び立つことができる。

これまでに1046人を救助

自衛隊によると、2023年1年間に7回出動。離島の患者の輸送などにあたった。

1976年に部隊ができて以来、これまでに助けた人数は1046人にのぼっている。
(「イット!」 1月9日放送より)

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