新春恒例の「初競り」が、東京・豊洲市場で5日朝行われ、毎年注目の一番マグロが1億1424万円で競り落とされた。
注目の一番マグロは1億1424万円
5日朝、行われた初競りでは、鐘の音を合図にマグロが次々と競り落とされていった。
この記事の画像(18枚)注目の一番マグロは、青森・大間産の238kgのクロマグロに1億1424万円の値がつき、4年ぶりの1億円超えとなった。
銀座の寿司店などを運営するオノデラグループと仲卸のやま幸が共同で競り落としたもので、この2社による一番マグロは4年連続となった。
鮨銀座おのでら 坂上暁史統括総料理長は「ずっとコロナで少し暗い時期もありましたけれど、食で明るさを提供できるようにこれからもやっていきたいなと思ってますね」と語った。
この一番マグロは解体され、トロと赤身の限定セットが一部の店では1080円で振る舞われるという。
ことしの一番マグロを釣り上げた大間の漁師・菊池正義さん(57)は、「実感がまだ沸いていないが。みなさんにはおいしく食べてほしい」と喜びの声を語っていた。
(「Live News days」1月5日放送より)
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(18枚)