2024年1月4日から開幕する「春高バレー全国大会」 福島県からは2年ぶり11回目の出場となる、男子代表・郡山北工業高等学校と、8年連続25回目の出場となる女子代表・郡山女子大附属高等学校が出場。春高常連ともいえる郡山女子大附属、2023年メンバーは子どもの頃から全国を経験してきたタレント揃いだという。
大躍進の一年
2023年の郡山女子大附属は、東北大会で初の優勝。国体では、福島県勢初の7位入賞を果たした。そんなチームを、佐藤浩明監督は「過去最高のチームじゃないかなと僕は思っていますけど。タレントも揃っていますし」と評価する。

2023年チームは、エースの浅利麻央選手や石井美空選手など、小中学校時代から全国を経験しているタレント揃いのメンバーだ。

強みは高さ 佐藤にじ選手
その中でも、注目は2年生の佐藤にじ選手。佐藤監督は「今急成長で、一言で言うと、一番売り出したい選手ですかね」と話す。

佐藤選手の強みは、腕を挙げた時の指先の高さ。その高さは、全日本でも上位レベルの236センチ。高さを活かした、ブロード攻撃が持ち味だ。

分析力の八木橋環選手
そしてもう一人…2年生の八木橋環選手。なんと、テストの成績は学年1位だという八木橋選手の強みは「分析力」

八木橋選手は「自分が臨む試合に向けて、相手の分析をしたり。自分が出た試合は、自分の反省をデータをつけたりしている」と話す。佐藤監督は「八木橋は小さくあまり目立たないけど、一番キーポイントになる」と語る。

一日でも長く試合を
「過去最強」と評される2023年のチーム。春高の目標を佐藤監督に聞くと…「東京体育館で一日でも長く残りたい。とにかく一回戦を”ARE”したいです」と話した。

キャプテン・後藤涼風選手は「毎年”ベスト16”を掲げている。今大会では一日でも長く試合をできるようにしようと、みんなで決めています」と意義込みを語った。過去最強チームの集大成。活躍に期待したい!

郡山女子大学附属は、1回戦で愛知県の誠心高校。2回戦は今年高校3冠を狙う東京第一代表・下北沢成徳高校と対戦する。
(福島テレビ)