ウクライナ南部ヘルソンで、ロシアのドローン攻撃の瞬間が映像に捉えられた。ドローンの特徴的な音が急接近し、爆発。
一方で、ウクライナ防空部隊などは、16日だけでロシアのドローンが31機飛ばされ、30機を撃墜したとしている。
ドローン攻撃の瞬間
ウクライナ南部、ヘルソンの病院にいた警察官たち。

そこに、「ブーン」というプロペラの回転音とみられる特徴的な音が近づき、続けて爆発音が鳴り響いた。ロシアによるドローン攻撃の瞬間だ。
警察官たちは外に出て様子を確認。するとまた、「ブーン」というドローンの飛行音が聞こえてきたため、警察官たちはすぐに身を伏せた。

特徴的な音が急接近し、爆発。真横で破片が飛んでいる。警察官のすぐ近くが狙われたことが分かる。
31機飛ばされ30機を撃墜
警察官たちは「車がやられた!」と叫び、「地下室へ、地下室へ」と走り出した。

ウクライナの防空部隊などは、16日だけでロシアのドローンが31機飛ばされ、30機を撃墜したとしている。
クリスマスが迫ってもウクライナの空を飛ぶ、翼を持つ爆弾。戦いの終わりは、いまだ見えていない。
(「イット!」 12月19日放送より)
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