高速のサービスエリアで、家庭ゴミのポイ捨てが問題となっている。広島県東広島市の小谷サービスエリアでは、1日平均150kgのゴミが捨てられており、さらに不法投棄も増えている。

高速道路SAに大量のゴミ

ひげそりに鏡、バッグやカーペットまで。全て高速道路のサービスエリアに捨てられたものだ。

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利用者の多い広島県東広島市の小谷サービスエリアでは、1日平均150kgのゴミが捨てられる。

ネクスコ西日本・小谷SAのスタッフは「チャイドルシートとか、釣りざおとか…」と話す。

明らかに捨ててはいけない、家庭ゴミ。ゴミが捨てられているのは、ゴミ箱だけではなかった。不法投棄も増えているのだ。

駐車場を見て回ると、見つけたのは鍋。さらにカセットコンロ。バーベキューシーズンには、肉や貝などの食べきれなかったであろう食材、さらには掃除機、ファンヒーターなどの家電まで捨てられていた。

ゴミが事故を引き起こすことも

この状況、いつ頃から始まったのだろうか。

ネクスコ西日本保全計画第二課長・安野克彦さんは「コロナが終わってから、ここ1~2年ぐらい。高速道路なので捨てられたゴミが、風で路面に飛ばされることも。それによって交通事故になることもある」と話している。

利用者のモラルが、問われている。
(「イット!」 11月24日放送より)

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