24日、東京・港区に不動産大手・森ビルが手がけた巨大複合施設「麻布台ヒルズ」が開業した。高さ330mは、大阪市の「あべのハルカス」(300m)を抜いて日本一に。敷地内は約3割が緑化されていて、年間3000万人の来訪が見込まれる。
施設全体の約3割が“緑化”
24日開業した、都心にそびえ立つ日本一高いタワー、麻布台ヒルズ。

地上64階建て、高さ約330mの日本一高いビルが併設された大規模複合施設だ。

日本一高いビルからは東京都内が見渡すことができ、東京タワーも目の前に見える。
開業初日から多くの人が訪れた麻布台ヒルズの注目ポイントの1つが“緑”。

大都会の中で緑の空間が広がっていて、川のせせらぎも聞こえてくる場所もあり、中には“ミカンの木”も植えられている。

約2万4000㎡に樹木などが植えられ、施設全体の約3割が緑化されている。
「ほぼ毎日いるかも」家族連れの姿も目立つ
高級ブランドなども出店している麻布台ヒルズには、意外にも多くの家族連れの姿があった。

家族連れの人に話を聞くと、「すごくお洋服とかもあるし、カフェもあるし、楽しみ」「座ってても、(子どもが)見渡せるのがいいところかなと思います。ほぼ毎日いるかもしれないですね」といった声があった。
さらに、麻布台ヒルズでは「健康」もテーマに掲げていて、健康や美容に特化した店もあり、専任カウンセラーが食事や生活習慣などを提案。管理栄養士が監修したプロテインドリンクなどを飲みながら、健康や美容をサポートしてくれる。

麻布台ヒルズには日本初出店の飲食店など、約150店舗が順次オープン予定。
来場者は年間3000万人を見込んでいて、約3500人が暮らし、2万人が働く“一つの街”となっている。
(「イット!」 11月24日放送より)
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