静岡県内のある施設に突然届いた、身に覚えのない不審な段ボール。

届いた段ボール
届いた段ボール
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開けると、中に入っていたのはなんと、「生きたトカゲ」でした。

体感型動物園iZoo 白輪剛史園長X(旧ツイッター)より:
本当にやめてください。警察に通報して対応しています。

この宅配便が届いたのは、静岡県にある「体感型動物園iZoo」。
なぜ、「生きたトカゲ」が突然送りつけられたのでしょうか?
めざまし8は、園長を取材しました。

段ボールを開けると…「生きたトカゲ」

体感型動物園iZoo 白輪剛史園長:
会社の事務の者が箱を開けたんですね。そしたら中からトカゲが出てきたと…。本当にやめていただきたい。

体感型動物園iZoo 白輪剛史園長:
品名がライトということになっていたので「品名ライト」で送りつけられたら、中が、何が入っているかわからないじゃないですか。怖いじゃないですか。

伝票には「ワレモノ」の欄にマルがつけられ、箱にも「ワレモノ」のシールが貼られています。

「ワレモノ」のシールも貼られている
「ワレモノ」のシールも貼られている

体感型動物園iZoo 白輪剛史園長:
差出人には名前と住所と電話番号が書いてありました。けれどもネット上ではそんな住所は存在しないと。電話は何回かけても出ませんでした。

園長によると、送りつけられたのは、体長およそ25cmの「リッジテールオオトカゲ」。

最大でも60cmほどにしかならないため、小型のペットとして人気があるトカゲです。

園長「事前に相談してくれればいいのでは」

白輪園長によると、「体感型動物園iZoo」では、飼い主から「何らかの理由でトカゲが飼えなくなった」という連絡を受けた場合は、引き取りの相談に乗っているといいますが、今回、相談は一切なかったそうです。
送り主に連絡も取れないため、園長は、警察に拾得物として届け出たといいます。

体感型動物園iZoo 白輪剛史園長:
できる限り引き取る形をとっていますので、ただ(事前に)断ってくれればいいじゃないかというところです。その部分では怒りですよ。

体感型動物園iZoo 白輪剛史園長:
(トカゲが送りつけられた)11月13日というのは、この秋冬にかけて一番冷え込んだ日だったんですね。トカゲは変温動物ですからね。寒さに当たれば、最悪、死亡してしまうこともあります。
(めざまし8 11月24日放送)