17日午前8時半すぎ、東京・銀座の一角に出来た長い行列。

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平日の朝にも関わらず、女性のグループやスーツ姿の男性など70人以上が並んでいた。そのお目当ては、新たにオープンするディスカウントスーパー「オーケー」銀座店だ。

東京・銀座で299円の“激安弁当”販売

店を構えるのは「マロニエゲート銀座2」の地下。

周辺にはルイ・ヴィトン、エルメス、シャネルなどのスーパーブランドが軒を並べる、まさに銀座の一等地。そうでありながら、低価格を売りにするオーケーとしての品揃えは、ほかの店舗と同じだという。

買い物客は「銀座なので、どうしても店舗によって値段が高くなったりとかあるのかなと思ったんですけど、見ていたらほかの店舗と変わらず、安いお値段で売ってたので、助かるなと思いました」と話した。

そんな売り場の中でも、ランチタイムにビジネスマンや女性客が足を止めていたのが激安のコーナー。オーケーの代名詞と言えば…

経済部・岩田真由子記者:
多くのお客さんが集まるお惣菜コーナーでは、お弁当が299円で販売されています

税抜き299円のロースカツ重など、銀座店でも300円前後の激安弁当がズラリと並んでいた。

こちらの女性客は、お得な商品を山のように大量買い。もちろん299円のロースカツ重もゲットしていた。

買い物客:
すごく安くて驚きました。銀座界隈で、こんな金額のお弁当絶対ないので、ちょっと興奮気味です

“高級イメージ”の銀座に“節約志向”の店が相次ぎ出店

銀座で働く人たちに普段のランチ予算を聞くと、「普段は1000円とか1200円とか」「値段は安いなと思って」と話した。

同じマロニエゲートには、2022年4月に、100円ショップの「ダイソー」がオープン。同じく2022年4月、「ワークマン女子」も銀座に出店するなど、高級イメージの街に節約志向の店が相次いでいる。

オーケー・二宮涼太郎社長
オーケー・二宮涼太郎社長

オーケーの二宮涼太郎社長は、銀座での顧客獲得に大きな期待を寄せている。

オーケー・二宮涼太郎社長:
得にオフィス街の方々には、例えばお昼ご飯の需要だとか、あとはお仕事帰りに普段使いでスーパーご利用いただければと思います
(「イット!」10月17日放送より)

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