15日、「本宮」と呼ばれるクライマックスを迎えた兵庫県姫路市の“名物祭り”。みこし同士を激しくぶつけ合う、その荒々しさからついた呼び名は、「灘のけんか祭り」だ。
「灘のけんか祭り」が最高潮
その祭りでは、みこしをぶつけて、ぶつけて…。重なったら、引っ張り落とす。

その荒々しさからついた呼び名は、「灘のけんか祭り」。15日、兵庫県姫路市の名物祭りが、「本宮」と呼ばれるクライマックスを迎えた。

斜面をびっしりと埋めた、見物客が見守る中、てっぺんの飾りが壊れようが、屋根に穴が開こうが、お構いなしに、みこしを激しくぶつけ合う。
壊せば壊すほど神様が喜ぶ
なぜ、こんなに激しいのだろうか。

それは、みこしを“壊せば壊すほど、神様が喜ぶ”とされているからだ。ちなみに、みこしは海の戦いで使われた軍船がモデル。
ぶつけ合うのは、船についたカキをこすり落とす様子だといわれている。
(「イット!」 10月16日放送より)
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