高速道路で後ろを走る大型トラックを停止させ窓ガラスをたたくなど「妨害運転」をした疑いで親子が逮捕された。妨害運転による逮捕は山形県内で初めてで、調べに対し親子は「クラクションを鳴らされ腹が立った」などと容疑を認めているという。

高速道で後続のトラックを停止させ…

妨害運転の疑いで逮捕・送検されたのは、山形・酒田市の派遣社員・畠腹颯人容疑者(23)と、父親で山形・新庄市の会社員・畠腹保容疑者(53)の2人だ。

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警察の調べによると、親子は9月16日午後11時ごろ、新庄市十日町の東北中央道下り線で、後ろを走っていた30代男性が運転する大型トラックを停止させ、窓ガラスをたたくなど、道路で「著しい危険を生じさせた」疑いが持たれている。

ドライブレコーダーなどから2人を特定

逮捕された親子は、息子が軽乗用車を運転し、父親は助手席に座って走行していた。現場は、東北中央道下り線の新庄鮭川インターチェンジから北へ約4km離れた片側1車線の区間だ。

停止させた大型トラックによじ登り…
停止させた大型トラックによじ登り…

親子は2車線から1車線になる場所で大型トラックを追い越し、その直後、軽乗用車のスピードを落として停止した。そして車を降り大型トラックに歩み寄ると、保容疑者が大型トラックの運転席までよじ登り、窓ガラスを平手で数回たたいた。さらに、サイドミラーも数回たたいたとみられている。

警察は、大型トラックのドライブレコーダーや監視カメラから2人を特定した。親子は調べに対し「クラクションを鳴らされ腹が立った」などと話し、容疑を認めているという。
妨害運転による逮捕は山形県内で初めてだ。

(さくらんぼテレビ)

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