2023年のノーベル生理学・医学賞が2日発表され、新型コロナウイルスワクチンの開発に貢献した科学者2人の受賞が決まった。

生理学・医学賞に選ばれたのは、ドイツのバイオ企業ビオンテックのカタリン・カリコ氏とアメリカのペンシルベニア大学のドリュー・ワイスマン教授。

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2人は、人工的に作った遺伝物質のメッセンジャーRNAをヒトの体内で機能させる方法を発見した。この技術によってファイザーやモデルナ製のワクチンが短期間のうちに作り出すことが可能になった。

2人は2021年に、アメリカで権威があり「ノーベル賞に最も近い賞」といわれる医学賞「ラスカー賞」の受賞者に選ばれている。

国際取材部
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