男子ゴルフの「第53回バンテリン東海クラシック」は、愛知・みよし市の「三好カントリー倶楽部」で9月28日から行われる。2022年に最終ホールで優勝を惜しくも逃した地元愛知・清須市出身の桂川有人(かつらがわ・ゆうと)選手は、修行先のアメリカから帰国して出場する。

アメリカで感じた“手応え”

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桂川有人選手は、世界最高峰のPGAツアーへの出場を目指して2023年、アメリカ下部ツアーに挑戦した。

桂川有人選手:
アメリカで食べるのはお肉かハンバーガーかポテトですね。ポテト食べないとお腹いっぱいになんない感じ

そんな桂川選手には、日本で勝ちたい大会があった。

2022年のバンテリン東海クラシック最終日、桂川選手は首位タイで河本力選手と並び、勝負は最終18番ホールまでもつれたが、わずかな差で地元での優勝を逃した。

桂川有人選手(2022年):
負けるっていうのは悔しいですけど、地元ファンの期待に応えられなかった。まだまだ先があるので頑張りたいと思います

賞金ランク5位で昨シーズンを終えて、今シーズンは日本ツアーではなく、アメリカ下部ツアーに挑戦することを決めた。

桂川有人選手:
自分も早いと思っています。折角のチャンスだったので、日本で成功したからアメリカで成功するわけでもないですし、行けるときに行った方がいいかなと

単身で乗り込んだアメリカでは結果を出すことができなかったが、手応えも感じていた。

桂川有人選手:
すごい収穫はありました。どんな状況でも戦っていくっていう姿勢は学べているのかな

「地元のファンの前で」優勝ポーズも決めて大会に臨む桂川選手

世界で戦う桂川選手には、プロとして影響を受けている人がいる。

新日本プロレスの人気レスラー・内藤哲也選手だ。

桂川有人選手:
見るだけでなんか元気が出る。パフォーマンスだったりとか学んでいるので、プロレスから。ファンを喜ばせるといいますか、楽しませるところは一緒のアスリートとして忘れずにいたいなと思います

2022年のツアー初優勝では、目を見開いて右手を突き上げる内藤選手のポーズを見せていた。

このポーズを次に見せるのは「地元ファンの前で」。バンテリン東海クラシックでリベンジに燃えている。

桂川有人選手:
地元の大会っていうのは特別なものがあると思うんですけど、その中で活躍できるというのはやっぱりうれしいことだなと。しっかりポーズを取れたらいいなと思っています

(東海テレビ)

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