韓国の最大野党トップ、李在明(イ・ジェミョン)代表が、日本の処理水放出などに対して対応が甘いと、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権を批判。

8月末からハンガーストライキを開始した。

19日目には健康状態が悪化し、病院へ搬送された李代表だが、国民からの同情は集まらなかった。

韓国の最大野党トップがハンスト

韓国の最大野党トップ、李在明(イ・ジェミョン)代表。

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「分断されるべきは朝鮮半島ではなく日本だった」などの、過激な反日発言を繰り返してきた人物だ。

その李代表は、「核汚染水の放出を中止するために、できる限りのことをします」と宣言し、あることを始めた。

それは、断食して抗議を示す“ハンガーストライキ”だ。

日本の処理水放出などに対して、対応が甘いと、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権を批判して、8月末から開始。

しかし、李代表は、19日目には健康状態が悪化し、病院へ搬送された。

国を憂う行動に国民は拍手…かと思われたが、そうはなっていない。

なぜ、同情が湧かないのか。

その理由の1つとみられるのが、ハンガーストライキを行っていたタイミングだ。

李代表を巡っては、北朝鮮への不正送金疑惑やマンション開発業者への便宜供与などで、検察が逮捕状を請求。

病院に担ぎ込まれたのは、その当日だったのだ。

逮捕を免れようとするための、ハンガーストライキではないか?

身内の政党から造反相次ぐ

そんな中、国会で行われた李代表の逮捕に同意するかどうかの採決では、身内の政党から造反が相次いだ。

議長:
国会議員、李在明氏の逮捕同意案は、可決されたことを宣言します

26日午前10時ごろ、逮捕状を出すかどうかの審査のため、韓国・ソウル中央地裁に姿を現した李代表。

26日午前10時ごろ、韓国・ソウル中央地裁に姿を現した李代表
26日午前10時ごろ、韓国・ソウル中央地裁に姿を現した李代表

記者が、「疑いはまだ否定しますか?」と李代表に詰め寄った。

さらに、別の記者も「今日直接弁論で説明しますか?」と質問する。

しかし、李代表は記者からの質問には一切答えず、無言で中へ。

27日未明、ソウル中央地裁は李代表への逮捕状請求を棄却した。
(「イット!」 9月26日放送に一部加筆)

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