熊本県は、玉名郡に住む70代の男性の日本脳炎への感染が確認されたと発表した。日本脳炎は感染した豚のウイルスが蚊によって媒介されるもので、2023年に入っての感染者確認は全国で初めてだ。
全国初確認 発熱後に意識不明の重体…
熊本県によると、玉名郡の男性は9月4日に発熱し、有明保健所管内の医療機関に入院したが、2日後に意識不明の重体になったということだ。

その後、血液検査から日本脳炎に感染していることがわかった。

日本脳炎は感染した豚のウイルスが蚊によって媒介されるもので、熊本県は「蚊の多い場所では長袖、長ズボンなど肌の露出を避け、虫よけ剤を使ってほしい」と呼びかけている。
(テレビ熊本)