戦後80年、戦争体験者の高齢化が進む中、当時の記録を後世に伝えようと17日、熊本市で講演会が行われました。これは、護国神社に眠る戦争遺品を展示する施設、『火の国平和祈念さくら館を建設する熊本県民の会』が開いたもので、約350人が参加しました。
講演会ではノンフィクション作家の門田 隆将さんが講師を務めました。この中で門田さんは日本の海軍司令官がアメリカのルーズベルト大統領に宛てた日本が戦争を始めた理由を綴った手紙を紹介。その手紙を高森町出身の海軍大尉がアメリカ軍に命がけで届けた話に触れこうした歴史の記録は後世に伝えないといけないと強調しました。