旧ソビエト連邦の構成国だったアゼルバイジャンとアルメニア。両国が領有権を争うナゴルノカラバフで、アゼルバイジャン側がアルメニアに攻撃を開始した。

5月には、プーチン大統領の前で、互いのトップ同士が激しい批判合戦を繰り広げていた。

領有権を争う“ナゴルノカラバフ”で…

がれきだらけの集合住宅の庭に、けがをした男の子がいる。

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けがをした子供は「友達と丘のあたりにいた。そしたら急に爆発があったんだ…」と話す。

旧ソビエト連邦の構成国だったアゼルバイジャンとアルメニアが領有権を争う、ナゴルノカラバフ。

アゼルバイジャン側がアルメニア軍の地雷で被害を受けた主張し、対テロ作戦として攻撃を開始した。

2つの国の仲介役を務めていたのがロシアだった。

トップ同士が激しい批判合戦

しかし、5月にプーチン大統領の面目をつぶしたと言われる、異常な出来事があった。

アゼルバイジャンの大統領が「アゼルバイジャンは過去30年にわたって、各国と良い協力関係を築いてきた。アルメニア以外とはね」と発言した。

プーチン大統領は「それでは最後に…」と終わらせようとすると、アルメニアの首相が「ちょっと待ってくれ、プーチン大統領!言っておきたいことがある!」と、プーチン大統領の言葉を遮って発言した。

プーチン大統領の目の前で、トップ同士が激しい批判合戦を繰り広げたのだ。

4カ月後に始まったアゼルバイジャン側の攻撃で、少なくとも27人が死亡している。
(「イット!」 9月20日放送より)

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