連日熱戦が繰り広げられているFIVBパリ五輪予選/ワールドカップ2023。テレビ中継の実況・解説のコメントの中から気になるワードをピックアップ。アルゼンチン戦やプエルトリコ戦中継でも出てきたバレー用語、「Aパス」と「Bパス」についてコンパクトにまとめて解説する。
A~Dパスまでの判断基準
Aパス:セッターがトスアップする位置に正確にレセプション(レシーブ)ボールが返ること。
Bパス:セッターが1、2歩動いた場所にレセプションが返ること。

ちなみに、Cパスはセッターの打ちにくい場所にレセプションが返ること。
Dパスは、相手コートにダイレクトにボールが返ったり、セッターがトスを上げられない状態のこと。
Aパスが100点満点のワケ
このA~Dパスを独自の判断基準で点数として表すと、Aパスは大変良く出来ましたの花マル100点。Bパスはまあ良く出来ましたの80~90点。Cパスは50点、Dパスは20点以下…といったところだろうか。

セッターがトスアップしやすいAパスやBパスは、複数のオプションの中から攻撃を選択できるが、Cパス、Dパスになると有効な攻撃ができなくなってしまう。
相手チームのサーブを受けるレセプション(レシーブ)がいかに重要か、ご理解いただけただろうか。
今夜も女子日本代表セッター・関菜々巳や松井珠己の足が動くかどうか着目し、テレビの前で「Aパス!100点!!」と叫びたい。
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