ノーベル賞のパロディーとして 毎年ユニークな研究に贈られているイグ・ノーベル賞を今年も日本人が受賞した。
テーマは「味を変える方法」だ。
イグ・ノーベル賞を受賞したのは、明治大学の宮下芳明教授と東京大学の中村裕美准教授。
「電気を流したストローや箸が食べ物の味をどのように変えるか」という研究で「栄養学賞」を受賞した。
微弱な電流を流した箸を使って食べ物を口に運ぶことで、感じる味を変化させる方法を提案した宮下教授らの研究は、塩味を増やして減塩を実現する食器の開発などにつながっていて、今年中に商品化も計画されているという。
イグ・ノーベル賞は、毎年「人々を笑わせ、考えさせた研究」に与えられているもので日本人が受賞するのは17年連続、今年はほかにも「2つの鼻の穴で鼻毛の数は違うのか」といった研究が受賞した。
(写真 www.improbable.com)