東京の感染者数…6日連続で50人超え

東京では7月1日、新たに67人の感染が確認され、緊急事態宣言が解除されて以降、最多となった。1日あたりの感染者数は6日連続で50人を超えた。

47人の濃厚接触者のうち、25人はホストクラブやキャバクラなどの夜の街の関係者で、職場内と会食はそれぞれ6人。家庭内は4人だった。

また、職場内の感染者のうち、2人は江東区の学校に勤務する40代と30代の教員で、この学校で感染が確認された人数はこれで4人になった。

夜の街感染は池袋が新宿を上回る

連日確認される夜の街感染では、新たな傾向が。

東京都 小池百合子知事:
きょう(1日)も12名が新宿の夜の街であるが、実は池袋がそれを上回って、14名がきょうの数字の中に含まれている。

東京都・小池知事

1日、池袋エリアでの感染者は14人。このうち、夜の街の感染者は13人で、新宿エリアの12人を初めて上回った。

東京都 小池百合子知事:
豊島区が積極的に対応していこうということで、あさって(3日)大会を開く。より多くの方々に検査を受けていただくことになるだろう。

豊島区は、3日に夜の街の関係者と協議を行い、集団検査の範囲など今後の取り組みについて話し合う予定。

菅官房長官「最悪の場合、再び緊急事態宣言も」

一方、その東京都を行き来して感染したとみられる事例も増えている。

神奈川県では1日、新たに6人の感染を確認。このうち、20代の女性は、6月21日に新宿の接待をともなう飲食店を利用していた。

東京都を中心に首都圏で広がる感染。

菅官房長官は1日、直ちに緊急事態宣言を出す状況ではないとした上で、「感染者の増加スピードが再び高まって、最悪の場合には再び緊急事態宣言を発出する可能性がある。専門家の意見をうかがった上で総合的に判断したいと思う」と述べ、引き続き感染状況を注視しながら、感染拡大防止と社会経済活動の両立に取り組んでいく考えを示した。

菅官房長官

経営者は1~2年この状況が続くことを前提に舵取りを

三田友梨佳キャスター:
今夜一緒にお伝えするのは、社員全員がリモートワークで働く会社、キャスター取締役COOの石倉秀明さんです。感染拡大を防ぎながら経済を回していくことは本当に難しいことだと思いますが、どうご覧になりますか?

(株)キャスター取締役COO・石倉秀明氏:
自治体の財政状況などを考えると、再び強い自粛要請をしながら補償していくというのはなかなか簡単な決断ではないと思います。なので少なくとも1年だったり、2年単位で今のような状況が続くということを前提に、企業としては経営の舵取りをどうするかを考えなくてはいけないなと感じています。私もそういうことを考えて仕事をしています。

三田友梨佳キャスター:
企業もそうですが、個人も長期戦を覚悟する必要がある一方で、社会そのものもウイルスに対して強くならなければいけないですよね?

(株)キャスター取締役COO・石倉秀明氏:
そうですね。このタイミングで、今まで当たり前にやっていたことが実は非効率だったとか、やらなくても良かったよねということが、たくさんあったこともわかってきたと思います。逆にテレワークのように、やってみたら出来るよね、とわかってきたのも事実だと思います。

社会そのものをより良く出来るものとして、引き続き推進していただきたいと思いますし、その結果として多様性がより生まれたり、多くの方にとってやさしい社会が作られるきっかけに変えていけたらと思います。

三田友梨佳キャスター:
石倉さんご自身は新たな気付きはありましたか?

(株)キャスター取締役COO・石倉秀明氏:
先日、足の不自由な方とお話しする機会がありましたが、テレワークが普及したことによって今まで通勤が本当に大変だったのが、それがなくなって仕事がしやすくなり、選択肢が増えたと聞きました。確かにそういったプラスの側面も出てきていると感じました。その気付きを新しい社会を作るための力、きっかけにできたらいいなと思います。

三田友梨佳キャスター:
そうですね。私も先日、視覚障害をお持ちの方に話を伺う機会がありました。点字を読んだり触ることで見える世界がある一方で、それが感染リスクになっているということには改めて考えさせられました。新しい日常の中では、これまで以上に周りの人の置かれた状況に目を向けることが大切だと思いますし、社会全体としてもより良い仕組みを築いていけたらと思います。

(「Live News α」7月1日放送分)